【冬の暖房代】いちばん効く節約は? 電気カーペット「強→中」で年5,770円 ― 器具別の節約額まとめ

冬の暖房代の節約:電気カーペットを強から中にすると年約5,770円、ファンヒーター1時間短縮で約2,000円、エアコン1時間短縮で約1,790円、こたつ強から中で約1,520円 徒然なるままに

朝晩が冷え込むようになり、暖房を出す時期になりました。このブログでは電気・ガス代の値上がり、灯油代、冬の補助と書いてきましたが、今回は「使い方でいくら変わるのか」です。資源エネルギー庁の省エネポータルサイトの数字を、器具ごとに整理してみました。

結論:効くのは「目盛りを下げる」と「少し短く」

  • 電気カーペット ― 「強」を「中」に(3畳用)で年 約5,770円
  • ファンヒーター ― 1日1時間短く(石油)で年 約2,000円
  • エアコン ― 1日1時間短く(4.0kW)で年 約1,790円
  • こたつ ― 「強」を「中」に(1日5時間)で年 約1,520円

いちばん大きいのは電気カーペットでした。つまみを1つ動かすだけで年に5,000円以上というのは、調べていて思わず二度見した数字です。

1時間の電気代はどれくらい?

消費電力に、家電の表示で使われる目安の単価(1キロワット時あたり31円)を掛けて計算しました。

  • 電気毛布(強・50W) ― 約1.6円
  • こたつ(200W) ― 約6円
  • エアコン(6畳用・430〜700W) ― 約13〜22円
  • ホットカーペット(2畳・490W) ― 約15円
  • 電気ストーブ(900W) ― 約28円

※消費電力は一例で、当ブログの計算です。機種や外の気温、部屋の広さで大きく変わります。エアコンは部屋が暖まるまでの間に多くの電気を使います。

自分だけを温めるなら電気毛布やこたつ、部屋全体ならエアコンが基本です。電気ストーブは手軽な反面、長時間つけると高くつきます。こたつは安くて助かるのですが、入ると出られなくなるのが難点ですね。

器具別の節約額(年間)

エアコン(2.5kW/4.0kW)

  • 設定温度を1℃下げる ― 約490円/約1,400円
  • 1日1時間短くする ― 約1,110円/約1,790円
  • フィルターを月1〜2回掃除 ― 約1,170円/約1,250円

電気カーペット

  • 「強」を「中」に(3畳用・1日5時間) ― 約5,770円
  • 3畳用をやめて2畳用に ― 約2,790円

こたつ(1日5時間)

  • 「強」を「中」に ― 約1,520円
  • こたつ布団に上掛けと敷布団を足す ― 約1,010円

ファンヒーター(ガス/石油)

  • 設定を21℃から20℃に(1日9時間) ― 約1,320円/約1,210円
  • 1日1時間短くする ― 約2,170円/約2,000円

たとえば、4.0kWのエアコンで「1℃下げる」と「1時間短く」を両方やれば、単純に足して年に約3,200円です。電気カーペットは、下に断熱マットを敷くのも効果的とされています。

実際の節約額は、もっと大きいかも

ここまでの電気の金額は、1キロワット時31円での計算です。一方、東京電力の従量電灯Bは、11月1日からの単価が月120〜300キロワット時の部分で36円45銭(燃料費調整などは別)。計算し直すと約2割大きくなり、電気カーペットの「強→中」は年 約6,800円になります。

灯油も同じです。省エネポータルの数字は1リットル約118円で計算されていますが、資源エネルギー庁の最新の調査(10月26日)では全国平均が18リットル2,580円、1リットル約143円でした。石油ファンヒーターの灯油代は、今の値段だと2割ほど大きくなります。

冬の補助と合わせて考える

12月使用分からは国の補助が始まり、請求から自動で値引きされます。

  • 電気 ― 12月は1キロワット時1円、1・2月は4.5円
  • 都市ガス ― 12月は1立方メートル4円、1・2月は18円
  • プロパンガス ― 対象外

ただ、補助は2月使用分まで。今のうちに身につけた使い方なら、3月以降もそのまま効いてきます。

我慢のしすぎは禁物

環境省は暖房時の室温20℃を目安としていて、これはリモコンの設定温度ではなく部屋の温度の目安です。WHOは冬の室温を18℃以上にするよう勧めています。節約で体調を崩しては、医療費のほうが高くつきかねません。寒い日は無理をせず、重ね着やひざ掛けと組み合わせるのがよさそうです。石油やガスの暖房を使うときは、換気も忘れずに。

今日からできる3つのこと

1. エアコンとファンヒーターのフィルターを掃除する
使い始める前の今がちょうどいい時期です。エアコンなら年に1,000円以上の差になります。

2. カーペットとこたつの目盛りを1つ下げてみる
寒ければ戻せばいいので、まず試すだけならお金もかかりません。

3. 検針票で自分の単価を出してみる
電気の請求額を使用量で割ると、おおよその単価が分かります。31円より高ければ、節約の効果も大きくなります。

まとめ

  • いちばん効くのは電気カーペットの「強→中」で年 約5,770円
  • エアコンは1日1時間短くで年 約1,790円(4.0kW)
  • 金額は31円で計算したもの。今の単価ならもう少し大きい
  • 12月使用分から補助が始まるが、2月使用分まで
  • 室温20℃が目安。我慢しすぎず、重ね着と組み合わせて

上がるものはなかなか止められませんが、つまみを1つ動かすくらいなら今日からできます。今年の冬は、ひざ掛けを相棒にしてみようと思います。

次回も、暮らしのお金に関わる話を調べてみます。

出典:資源エネルギー庁 省エネポータルサイト「無理のない省エネ節約」「エネルギー価格の支援について」「石油製品価格調査」(2026年10月26日調査)、東京電力エナジーパートナー「電気料金単価表」(2026年11月1日以降)、全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価、中部電力ミライズ「カテエネ」(電気毛布の消費電力)、環境省「ウォームビズ」、WHO「住まいと健康に関するガイドライン」(2018年)。1時間の電気代や単価を変えた金額は当ブログで計算した目安です。

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